文京うまれ

自由と知性

シダトレン

10月8日にシダトレンが発売される。

鳥居が欲かいてダダこねてたから遅れたって噂もあるけど本当かどうかわからない。

2月から4月まで3ヶ月の間、アレグラ+α使うとして、医療費としてはトータル3万円平均ぐらいなんじゃないか。これは厚生労働省がデータ持っているだろう。

シダトレンは100円x36ヶ月という値段で主張してそれが通ったらしい。

薬剤負担だけで11万円だけれど、それに加えて5万円ぐらいかかるだろう。トータル15万円を超える。

なるほど鳥居は3年の治療で5年ぐらいは大丈夫なんじゃないの?と言ってたみたいだけれど、それじゃあトントンだよねえ。厚生労働省は見積もり間違わないと思うんで、こんなもんだろう。

 

 

その他にはアナフィラキシーが出るらしくて、細かくその情報を出してこないから不信感がある。講習会で数千万円集めた学会だって同じ穴の狢。やるなら6月からスタートすべきだけれど、11月までに絶対に導入を終わらせるとなると10月11月の2ヶ月しかない。その頃はもうインフルエンザの予防注射で忙しい。無理無理。そもそも花粉症がだんだん多彩になっていて、スギへの対応だけではQOLが上がらない。

 

という事でシダトレンはみんながやりたがらない治療になってる。むしろ次に控えているHDの薬が期待されているとかいないとか。

一方で奉仕活動的ではあるけれど舌下免疫療法について熱心に患者に説明し、様々なアレルギーに対して実践しておられる先生もおられる。

 

もうひとつ別に注射での減感作で毎日ではなくて2週間に1度タイプというのを準備中らしく、これはグリセリンでも添加しているのか、抗原を結晶化しているのかわからないけれど、こちらは今の感じで見積もると1本1500円ぐらいの薬になるんだろうね。