2012-01-01から1年間の記事一覧
http://www.ikedahayato.com/index.php/archives/19014 僕が行っていた学校もそうですが、たぶん開成とか灘とかつっこまとかみんな基本的にリーダー教育をしていると思います。(身につくかどうかは別にしても) なので、「え?あいつが?」みたいなのが結構…
のろういるすかんしぇんしょうのぐったりぐあいは そのひとのだっすいぐあいにひれいするけど そのめやすとしてはしゅうしゅくきけつあつとみゃくはくの いわゆるしょっくいんでっくすがべんりであろう で、みゃくがしゅうしゅくきけつあつをうわまわるばあ…
僕らの世界には序列がある。 AはBの弟子の中では一番出来る。 というような。 ひとつの一門の中ではかなり正確に序列が決まってる。 ライバル関係があろうが関係なく優劣ははっきりしてるけれど、 言うのははばかられるため、はっきりと明かされる事はない。…
比較的強い逆流症状を訴える若い方が受診 「きっかけはなんでしょう?」 するとわからない、という方は少なくて、飲み過ぎだったり食べ過ぎだったり様々である。 そして胃の動きが悪くなったときに、胃酸が逆流しやすいこと。 胃酸は、基本的に「きれいな胃…
初診の外来で患者と一連の医療を行うにあたっての明確な目的とゴールを設定する、という事を自然に行うようになってきた。 それは「ピンピンコロリと死にたい」でも良いのだが。(笑) 通常、当院に来られる患者は何らかの「迷い・戸惑い」を感じていること…
うちに受診したら、 父親にかかるのも面白いと思いますけどね。かつてのスーパードクターと対峙してみてくださいよ。 (30年前に今と同じかそれ以上の治療をしていた人です) 「どうして病院くるの?こなくて良いんじゃないの?」って結構しつこいから。何回…
中ぐらいの病院の孫息子だったので、僕が育った環境は、患者さんに囲まれていました。 恵まれない人、怖い人、色々おられる。便宜をはかって欲しい人も当然たくさんいた。 祖父も父親も薬屋の接待は受けない人で、医師会からもやや距離をおいていた。 臨床バ…
割りと最近多かったことが、 外来で患者さんが泣いてしまうことだったんですね。 胃腸の不調を訴えて来院するんだけど。 昔の僕だと、まあ型どおり先に検査するわけですね。 で、異常がないですよ。 心につっかえるものがあったりするとそれが原因かも知れま…
標榜科、というのがあります。 私の場合は、消化器科・内科、と標榜しています。 自分の専門は内科だけれど、特に消化器だよ、と主張しているのです。 開業するときに、 消化器科・内科・小児科 とつけることだって出来ます。 内科、という科は色々な指導が…
で、アメリカで思ったのは、 その乳がんの診断、検査、治療システムのチャージは200-300万円ぐらいだと思うけれども、 日本だとそれが30万円にもならないということ。 心臓だと1000万円ぐらいのチャージになるけれど、日本では150万ぐらいかな。 抗癌剤だけ…
「生きていたって辛い、しょうがない」というお年寄りが多く、 本当にそうなのだろうと同情してしまう。腰の曲がり方がすごくて。 「何かやろうとするといつの間にか3日経っている」のだそうだ。 なるほど。 「A先生が私は100まで生きると言ったけれど、…
患者から情報を引き出す技術について、 教えてやらないとだめだろう、Dr.Gよ。 「ん?その赤みはなあに?」 身体の表面だけみてわかることもある。 「あれ?昨日何時間寝た?」 脈をみてわかることもあるだろう。 「最近歯を治してる?」 お腹の音を聞いてわ…
その人は、職人肌の初老の小柄な男性で、 色は浅黒く、昔はタバコも酒もやっていたようだが、 最近はタバコもやめ、酒もほんのちょっと。 歯はすでに全部なく、なかなか可愛いのです。 「どうしたの?いつから?」 「女房に風邪うつされちゃってさあ」 「い…
学生さんのレポートが、 医者の立場と患者の立場の差について論じたものであった。 医者は患者の立場に立ちつつ、正しい選択を云々。 なんだろう、この違和感。。。 少し違和感を感じた理由を自分なりに考えてみると、 当院の治療は、最初から患者の立場でし…
電子カルテダイナミクスが提示する、 テーブル構造はミニマム(に近い)かつ、十分な機能を電子カルテに提供する。 という点で、開発者の吉原先生を私は天才だと思った。 患者情報テーブル内に、患者の個人情報である 氏名・フリガナ・生年月日・性別 患者保…
http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20120424-OYT1T00639.htm というニュースなのだが、 ラブラドールは、寿命が10-12歳と短命なので… 虚しくなった。
所見はどう?と彼に聞くと、 「前壁はRAC陽性なのですが、噴門から後壁よりに萎縮があるのが変です、木村分類ではC-2程度」 という。 これが内視鏡をはじめて6ヶ月の研修医か?しかも彼はそれほど才気煥発でもない方だ。そんなに僕は教え方がうまいか?てい…
http://d.hatena.ne.jp/Chikirin/20120404 を読んで思ったのだけれど、 医者の業界も同じなのかな、と思った。 圧倒的な臨床力を持っている医者が存在し得なくなった。 (一人の力でゴリ押し出来るような単純さは失われた) これはちきりんは気づいていて書…
http://www.12kai.com/wp/?p=766 史上最高朝ドラとの呼び声が高かったカーネーション 脚本が本当にすごく良かったと思う ところが、ドラマの最終回をほとんど見たことがないので、、、
二人がかりで押さえていなければならない、 あるいは目を離せない状態の患者は、 (つまり一人で見るのは無理だな~という状態) かかりつけならまだしも、 開業医に飛び込んだら、 患者が死ぬと思うから、 病院に行ったほうが、生きるチャンスは増える。
現代人にとっての上部内視鏡検査の意味合いというのは、だんだん変化しつつあるのかもしれません。 胃を見るだけだった、13000円の検査が、 咽頭、食道、胃、十二指腸のありとあらゆる腫瘍や炎症をスクリーニングし、 機能異常にまで迫る武器に昇華していま…
返事が良い患者さんには逆に警戒してしまってものすごく説明するから時間がかかってしまう。 返事が良い=ものを一面から理解し反応する性格、と僕は考えるから。 「へ?なんか複雑やね」みたいな反応する人のほうが理解力はある。
セールスの電話がかかってきました。 「はい」 「実はなんとかのセールスで・・・」 「あ、ごめん、今、患者さんからの電話待ってるんだ。後にしてくれる?」 「あ、そうでしたか。お休みではないんですか?」 「いえ、営業中で。さっき救急で送った患者さん…