文京うまれ

自由と知性

従弟を羨ましいと思うわけ

彼の家は室町時代から続く医者の家系で本来なら彼が跡取りだが一人で店をやっている。

自分は名字が違うのでそこで医者としての家系は途絶えたという事になる。

しかし誰もそれを惜しまない家だ。とっとと廃業。そこを自分は気に入っている。

それは良いとして、彼の店は食べログで評価が真っ二つだ。

すげえ美味い/接客がなってない

槇村さとるに「おいしい関係」という漫画がある。

彼はこれ以上ないっていう食い物を食べて育って、今度は作る側になったという点でこの漫画の主人公ととても似ている。

ただ彼のほうが遥かに現実的だ。

ちゃんとコスト計算が出来ている。

この値段だったらこの味、みたいなのがしっかりしている。

当然他の店よりもちょっと美味しいんだけどね、同じ値段なら。

ところで食べログだ。

たぶん気に食わない客には全く愛想がないんだろうな、というのがありありとわかる。そういうの自分もやってみたい。羨ましいぞ。医者になんなくて良かったな。

昔は接客について叩きに叩かれていたのが、頑固おやじ風に評価されてきていて、それがつまらなくはある。