文京うまれ

自由と知性

副作用と紛れ込み

ワクチンを緊急で打たなくちゃいけない人がいて、
37度だったけど、37.5度出てないからワクチンを打って、
それで38度出たって翌日言ってた。
(解熱剤は持たせてあったけど使わなかったって)
そもそもワクチンを緊急で打たなくちゃいけない原因を作ったのは
打たれる人な上、
しかももともと軽く風邪引いてるんだと思う。これは紛れ込みという。
副作用じゃない。
ブースト目的でまた打たなくちゃいけなくて、
また熱出るよなとわかってるんだけど打った。
打っておかないとそれこそまずいんで。
そして案の定38度出た、と夜に電話がかかってきた。
解熱剤は持ってるんだから自分で判断しろ。
それよりも万が一アナフィラキシーが出て
死んだらやだなって気分のほうが辛いから
ほんと夜中に電話かけてこないでくださいよ、と思う。
電話じゃ出来ることはないし、
そういう何も出来ない医者に電話をかけてくる人って、
判断力がなさすぎてやばいときに救急車を呼べないか、
やばくないのに救急車を呼ぶ人が多く、
一人で生きていく力にはちょっと欠けてるんだよね。
結局紛れ込みだったらしくて、
その次の注射では熱が出なくなった。

患者が言う「副作用」の半分以上は本当は紛れ込みに過ぎない。
過ぎないのはわかってるんだけど付き合うのが面倒だから、
副作用って事になっちゃうのがほとんどだ。
どちらにせよ一番消耗するのは自分だ。

最悪なのは他院での副作用を持ち込んで平気な顔してる患者です。
怒らないけど、絶対忘れないよー。