盲ろうの東大教授
http://www.tokyo-np.co.jp/article/culture/doyou/CK2015101702000258.html
じぶんはあやえちゃんという
アウトプット量が多い盲ろうの友人と出会うことが出来て良かったと思う。
指点字という彼のお母さんが考えたコミュニケーションツールを実用化する研究で東大の博士号をとり現在は教授だ。
厚生労働省への予算要求で『意思疎通がないと魂のレベルで人は死ぬんです』と訴えても、エビデンス(科学的根拠)がないと言われたりする。自分の障害体験と関連させ、その重要性をうまく説明するのがライフワークです。
文部省じゃなく厚生労働省への予算請求の件を述べている。
厚生労働省は実績重視だから日本の医学では先駆的な研究は難しいのだ。
障害と病気は自分の中では同じカテゴリーに分類されていて、福島さんの言葉を借りれば「コミュニケーションを虐げるもの」だ。二人の人がいた時に、障害や病の共通言語がないとお互いに理解するのが難しい。
今のところは障害や病のある人が圧倒的なエネルギーを使ってコミュニケーションを取らざるを得ないのだけれど、そうではない未来が来るようにがんばるというのが自分のライフワークなんだろうと思う。それが医者の仕事だから。