文京うまれ

自由と知性

検診とダブルチェック

検診を受けたらダブルチェックも出来ると良い。
子宮がん検診は毎年受ける事がそもそもダブルチェックの意味を持つけど、不正出血があったときにちゃんと受診するとかそういう事。

胃癌はピロリがいないのと過去にピロリがいたのではリスクが違うのでそれを内視鏡で判定できることが大切。でも出来る医者は少ないから全部の写真を僕に送ってくれれば判定してあげます。(知らない人のは見ないけど)それがダブルチェックの意味です。

大腸はポリペク後1年でのチェックがダブルチェックに相当。自分はそれをしないのだけれど見逃しが他の先生より少ないらしいと自覚してるからであって、本当はやったほうが良いと思うよ。

マンモグラフィーは2年に1度が日本のルーチンだけど、腹いたい時に僕が乳腺も見るのがダブルチェックになっててこれも結構見つけてる。

大腸内視鏡のあとに便潜血を受けるのは愚の骨頂。特異度が高い検査のあとに感度が高い検査を受けるのは悪です。あくまでもダブルチェックを受けるなら感度が高い検査を先に、特異度が高い検査をあとに。

あとはお金をためておくこと。いざという時ぱっと使える10万円があるかないかで違うから。