文京うまれ

自由と知性

論理的かっていうとそうでもない人々

やけに細かい事にこだわる先生方は多くて、閉口するんだけど。

 

ニコッと笑って、「でも先生、ほら」とマニュアルやガイドラインを見せると、

 

「うん、ああ、うん、でも納得いかない」みたいな事を言う。

 

読んでないか、読んでも忘れたか、端っこが目に入らないか、そういう自分を認めてやんなさいよ、なんて思ったりするし、その細かいこだわりで助かる患者さんも多いと思うけれども、そのこだわりで自分を苦しめていたりすることもありますので、変化しにくいというのもなかなか大変だなあと思うわけであります。

 

でもそのこだわり、怒り、が何か生きるエネルギーになっている気もするのですね。その先生の。彼らなりに筋は通ってるわけです。なんかわかるんだなー、わかるんだけど、ルールには従ってないし、仲良くやりましょうよ、とは思うんだけどそれが出来る気質なら苦労しないわけですよね。

 

大抵臨床家としては患者さんに寄り添っている人が多いんですよね。なので基本的には好きだなー。でも、自分はそういう生き方は出来ないなー、とちょっと羨ましく思ったりはします。