文京うまれ

自由と知性

余韻

若い患者さんの場合には、たまに深刻な病気があるもののその頻度が低いという特徴があるから、全員にあれこれ検査をするのは好ましくない。

ところが最近は割と症状が軽いうちから病院に受診するので、深刻な状況なのかどうなのか、がわかりにくい。かといって前述のとおり、沢山検査をするのはヤブ医者じゃないですか。

そこで大切なのが診療に余韻を残しておくことで、この先生は出来そうな人だし親切そうだから困ったらまた来ようと思わせておくことを重視している。

二回目の受診からが本番なんだよね、若い人の場合には。