文京うまれ

自由と知性

厚いのがお好き

フレンチトースト、分厚いフランスパンを卵液に十分長い時間浸して、焼く、というようなものも宜しいのでしょうが、家で作った薄っぺらい食パンのフレンチトーストを美味しく感じてしまう。


良いお寿司屋さんに行き、ご主人が自分に気を遣ってくれて、どうも中トロを分厚く切って握ってくださる。それは素晴らしい逸品だと思いますけれど、儲からない食材だというのは存じ上げてますし、自分は薄っぺらいのがそもそも好きなので、薄くて良いんです。


すき焼き。むろん良いお肉だというのは存じ上げてますけどどーせ味つけちゃうわけですし、厚さ半分で倍食いたいです。はい。でもしゃぶしゃぶは好きじゃないの。


バウムクーヘン。分厚く切ったひとつよりは、ちょっとずつスライスして止まらない、のが好きです。


玉ねぎ、際限なく薄く切ってしまう。そして何に使おうか途方に暮れる。生の玉ねぎ、誰も好きじゃないんですよ。


と、考えてみると、自分はとりあえず薄いのが好きらしい。