文京うまれ

自由と知性

性病科

宮本常一さんの民俗学の本にせよ、飯嶋和一さんの歴史小説にせよ、
どれだけ性病というのは人間の隣に存在するのか……

という事を考えるに、
性病を見る機会がない自分は、
医者の仕事を全うしていると言えるのか。

男女が腹が痛いと訴えた時に、それが性感染症である確率はかなりあるし、
少なくとも性的なアクティビティは聞くべきであるのだが、
婉曲的に表現するとわからない人が多すぎるし、
ほんとに性病である人ほど「まさか!」みたいな反応をするし、
苦手な分野ではあるなあ。

でもわざわざ泌尿器科に行きなさい、とか婦人科に行きなさいというと、
行かない子も多いわけで、できれば決着はつけてしまいたいし。。。

男性のほうが症状は出にくくて医者にいかない。
特にクラミジアまきちらしてる男子は絶滅してほしいです。