文京うまれ

自由と知性

あいさつ

患者さんに聞き取れるように、自分の名前をゆっくりと言わねばなりません。


大学病院で内視鏡をしている自分は、ほとんどの患者さんにとっては一生に一回だけ会う人間です。それで失礼があったらいけません。


ちょうど良い麻酔の量を決めねばなりません。都市部の患者さんは麻酔にかかりにくいので、少し多めです。80歳すぎでミダゾラム2.5mgなんて、田舎で使ったら息が止まりますが都会では全然止まりません。本当に麻酔は経験が重要です。一番沢山麻酔が必要だったのはやはり銀座です。あいさつの話をしようとしたのに、ずいぶん話が脱線しましたね。今日はこれで話を終わりにしよう。