文京うまれ

自由と知性

コピー能力

自分は1回見ると8割ぐらいは覚えられるタイプで、

むしろ手本となる医師の手技の「ゆらぎ」を楽しんでいた方だ。

 

逆に、手技を見せても覚えられない医者見るとうろたえてしまう。

コピー能力があるから上手くなるのだとは思わないけれど、

踊りの振付と手術なりなんなりの手順とは全く同じなので、

1回である程度覚える、というのが暗黙の前提だと思うんだけど。

それが出来ないと今度は言葉で教えなくちゃいけなくて。

教育コストがかかりすぎる。だったらもっとコピー能力ある子に倍の時間教えたほうが良さそうな気がする。

 

グリッサードして、みたいな便利な言葉は医学にはないんで、

「教える」には特化されてないことがわかる。

だいたいヒポクラテスは外科は医者じゃないみたいに言ってる。

だから外科手技におけるテクニックには共通言語が足りないのでは?

手技に関しては本当に美しい教育体系が出来てない。

 

ばかみたいに「なんとか法」みたいなのばっかし蔓延してる。

いやほんと困るんだわ。