文京うまれ

自由と知性

マーケティング目線でのブログの記事の読み方について

このはてなにはライフハック系の記事とか、意識高い系、いかがなものか系の記事が結構多い。私小説もあるようだけれど。釣りと区別がつかないのでブコメだけ読んでる。紫外線に弱いので釣りは好まない。

 

ライフハック系は自分で気づいた、というよりはインスパイアされたものや車輪の再発明が多く、アーリーアダプターと呼ばれている人たちの仕事だ。昔だとアップル!アップル!言ってた人が相当する。複数でやってりゃ良いけれど、疲れそうではあるな。こういう人は収入とか芸が別にないと通常は続かないだろう。高みに至ると「評論家」ってやつになれると思うけど。マーケティング的には、彼らには上手に絡んで自分を知ってもらい、宣伝してもらう、に注力するのが正解であろう。本物の評論家の周囲に集っている有象無象をご覧になったことがあるだろうか。観察する機会があったらぜひパーティーあたりで1時間ほど観察して欲しい。相槌の打ち方などが素晴らしいぞ。

 

意識高い系とかいかがなものか系が子育てブログ、主婦目線ブログ、アラサーブログに多いのがはてなの特徴かも。彼らのマーケティング目線での特徴は「刺激しちゃいけない」系、「自分は間違ってないもん」系である。基本的には彼らは自分は間違っているとは思っていないし、批判すると傷つくだけの人なので、あんまり触ってはいけない。

マーケティング的には彼らには全面的に同意、全面的に同意、しつつ、これも素晴らしいよね!アピールを地道に繰り返す事だ。ほんと面倒なマーケティング。洗脳しちゃいたい衝動にかられてもやってはいけない。

 

そういう事で、ほとんどのブログには「肯定的な」ブコメを入れておくのがマーケティング的には正解で、そうじゃないのがこの界隈の面白いところである。