文京うまれ

自由と知性

病院の受付をロボットがすべき沢山の理由

病院の受付はトリアージの場であるけれど、

ロボットないしはコンピューターがやるべきだと思う理由が沢山ある。

 

1)人間はピンキリである。

 

礼を失する人間と、礼儀正しい人間とでは、礼を失する人間に対して大層余計な時間が掛かるし、頭の悪い人間と、頭の良い人間とでは、頭の悪い人間に対して大層余計な時間がかかる。そして、これらのうち例外的に常識はずれの人間に対応できるような受付をトレーニングする時間もお金もあるわけがない。しかしアルゴリズムならば進化は可能であり、均一なサービスが提供されるためどんな人が来ても最初は難渋するかもしれないが、再プログラミングで進化していくだろう。しかも全国的にだ。人間ではこうはいかない。AIは人間の職場を奪うとEマスクも言っているが、残念ながらほとんどの業務でAIは人間を超えている、すでに。

 

2)感染症にも強い。

 

エボラもそうだけれど、わざわざ受付の人間を危険に晒す必要はない。

 

3)トレーニングが不要だ。

 

アルゴリズムの再プログラミングをする人員は別に必要になる。医学系プログラマは求められている。

 

4)恐らく人患者の満足度が高い。

 

機械相手というのは割合満足度が高いものである。

 

5)インターフェースが多様だ。

 

病院の受付を見ていると、「どうして来たの?」「わからない」という人はかなりの数がいる。浮浪者がさまよい込んでくることも多いし、刃物を持った人がうろつくこともある。精神障害のある人は、ただ話したくて来る場合もあるだろう。GPSは人権侵害だ、と言う人もいるけれど、全く逆で彼らの生命や人権を守るメリットのほうが大きいんじゃないかと思うことは多い。GPSだけじゃなくて、生命ログ、治療ログ、それらも不揮発性メモリに入れておいてあげれば、身一つで保護されても何とかなるんじゃなかろうか。得体の知れない人を、誰かがいつかどこかでケアした人に変えるだけでずいぶん医療スタッフの心理的な負担が減るものだ。今の医療クラウドでは患者のオプトインが必要だ、という考え方があるけれど、オプトアウトする人以外は全員オプトインのほうが人権は守れるんじゃないか、と思う。オプトアウトしてる人は医療費は倍額以上払うべきだ。無駄に金かかるから。