文京うまれ

自由と知性

笑顔の効能効果

笑顔だけで人生は何倍も楽しくなるのにね。

 

よく、「医者にかかるだけで安心する」とか言っている人がいるんだけど、明らかに二通りあるみたいで、1)本当に自分たちの顔を見ることが喜びなので、あった瞬間から笑顔、死にそうになってても、笑顔、2)色々検査をする事が安心の基なので、医者に挨拶するときは仏頂面、の二通りである。

 

なんかもうね、2)の人々は人生3倍ぐらい損してるし、検査するのがそんなに好きなら悪徳医者にかかって偽の安心でも買ってくれたほうが良いと思うよ。

 

逆に1)の人たちはこっちが心配になっちゃって、「いやいやそんなに無理なくて良いですから、辛かったら辛いって言ってくださいよ」みたいになっちゃって。まあそれでもお互い幸せだから良いんだけども。

 

笑顔だけでずいぶん違うよね。

「先生ごめんなさい」(笑顔)

「なに?」

「先生に言われていたもの、ここに来る途中で思い出したんだけど、忘れちゃった」

「あ、データか。思い出してくれただけで十分です。なしでなんとかやるし、次回持ってきてくだされば間に合うし」

「すみません」

 

と、

「前回お話ししていた宿題ですが、持ってきてくださいましたか?」

「何をですか?」

「データです」

「聞いていません」

「は?」(割りとそう言い逃れされるのが嫌なので、会話をそのまま秘書が記録している上にそのログを患者に渡すタイプの嫌味な医者。したがって「聞いてません」などと言った日には糞味噌に言われる)

 

絶対に後者のほうがインテリぶってるから困る。