文京うまれ

自由と知性

死にたいんだか生きたいんだか

貧血が進行している

体重が減ってきている

見るからに悪液質に見える

 

何か重大なことが起きているだろうと想像できる老人に、

「あなたには今深刻な事態が生じている可能性があるが、果たしてそれを調べるか、あるいは自ずと症状が出てきて何が起きているか想像できるようになるまで待つか」

と聞くと、

「検査はいやだ」

というので、

「じゃあそのままで」

というと、

「せっかく絶食で来たのに」

と言うから、

「検査が嫌だといったじゃない?」

というと

「言ってない」

と、もう前に言ったことは覚えていない、

というぐらいいい加減なのが老人としては普通で、

こういう人こそ近藤なんとかの本でも読めば良いのにとは思う。