文京うまれ

自由と知性

光と影

医療にはいろいろな側面があり、どれが光でどれが影なのか、それすらはっきりと規定できな事がある。わかりやすいのは薬の主作用と副作用だけれど、名医の場合には副作用ですら利用して患者の利益にしようと試みるのでますます患者には理解しにくい事はやむを得ない。

患者にはそれらに興味を持ってほしいのだけれど、医学を「きれいごと」でしか捉えようとしない、薄っぺらい覚悟しか持っていない人ばかりなので、どのように彼らを教育すべきか考えていた。

さすがにノーベル賞候補に毎年名前が挙げられるだけあって言葉の選び方がお上手である。

おままごとのような代替医療であるとか、ホメオパシーとか、高価な抗がん剤を薄めて薄めてホメオパシーまがいの投与をする自費診療医たちを一言で表現するのに適当な言葉がそこにあった。それらが薄っぺらい幻想でしかないのは、影をつくらない光だからである。

www.buzzfeed.com