文京うまれ

自由と知性

水疱瘡

電話がかかってきた。
僕が出たら相手の人は恐縮してた。

だって水疱瘡(大人の初感染らしい)で、皮膚科の先生が「開業医で点滴受けてこい」って言ったっていうから。

1)点滴ってゾビラックスの点滴の事か?だったら開業医にはおいてないぞ、普通。
2)じゃなければ、どうして水疱瘡で点滴が必要なんだ?熱傷だったらナトリウム喪失とかわかるけどさあ。根拠があるなら紹介状書くだろ普通は。

皮膚科の先生の言い分には疑問があるものの、患者さんは気の毒である。

発熱は月曜日からで、今日皮膚科医がバルトレックスを処方したようだから、ゾビラックスの点滴を受けろと言う事ではないらしい。とすると患者さんの具合が重篤に見えたのだろうかねえ。でも紹介状書くのは面倒と。

とすればだ。
1)今重篤かどうか判断するには電解質とか評価出来た方が良いから、血液を迅速測定できる医院ないし病院が良いだろう。
2)しかもこの時間で診て下さるとすれば必然的に限られてくるなあ。○○先生が良い先生なのだが、迷惑かけないようにまずは電話をして、これこれこういう症状で受診しても良いかどうか聞いてからかかること。そのあと皮膚科に電話をして、明日以後病院に受診するかもしれないので紹介状を書いてもらえるかどうか聞くように。

ぐらい答えておいたけれど、
お気の毒なことでございます。

海外では65歳以上には、水疱瘡ワクチン推奨されています。
子供には当然推奨です。(アメリカでは義務ではないです)