文京うまれ

自由と知性

圧倒的な差

http://d.hatena.ne.jp/Chikirin/20120404

を読んで思ったのだけれど、
医者の業界も同じなのかな、と思った。
圧倒的な臨床力を持っている医者が存在し得なくなった。
(一人の力でゴリ押し出来るような単純さは失われた)
これはちきりんは気づいていて書いていないんだと思うんだけど、
過去に比較して一人一人の力が落ちたと言うよりは
平均が上がり、情報は行き渡り、法令遵守や倫理はうるさくなり、規制が激しくなり、
ダマされる人が少なくなった、という事なのかも知れない。

さてその中で患者に圧倒的な差を見せつけることは可能なのか、という話。

しかし、今、医者というのはそんな存在ではなくて、気軽に薬がもらえて、気軽に検査が出来る、を期待されている。
そんな時代はあと10年も続かないんだから、勝手に崩壊していただいて、
その後の時代にどういう形で医療が存続していくかというのを今は想像している。