文京うまれ

自由と知性

ジェネレーション ギャップ

カルテの同時性、真正性が20年前に問題になった時



同時性、真正性を保証する方法

<データ>があるとすると、

<データ>のハッシュ値を、信頼性確保してくれる機関(VeriSignが有名)に送りますと、
ハッシュ値+その時間>を暗号化して、<タイムスタンプ>として戻してくれまして、

<データ>+<タイムスタンプ>で保存しますと、カルテが真正である、と証明できるのです。


で、そのころ、真正性を保証するようなサーバーにつなぐには、インターネットしかない状況で、
それでいて、「インターネットにはつなぐな」ってんですから、もともと真正性は無理。
という前提で、嘘の「同時性、真正性」をでっち上げて好き放題やっていたんです。

国がNTTのフレッツ網に真正性保証サーバー(VeriSignみたいなの)を作れば解決するんじゃないですか?ていうかそれしか解決方法がないんじゃないですか?

ていうか、その前に、いろいろな医療機器のデータの真正性はどうすんですか?電子カルテの真正性保証の前にさあ、心電図とかあんな3万で作れる機械を150万で売ってるぐらいなんですから、最低限そのぐらいの機能つけさせるのが普通でしょう?と会議で言ったんだ。


だれも理解しなかった。そのいい加減な状態のまま20年経ってる。
言っておくけど僕はPCの専門家じゃなくて、理詰めで真正性を考えたらそれしかないでしょ?って話しただけだ。
偉い人たちの顔ぶれは変わってない、まだ。

僕はただの大学院生から、ただのおっさんになった。
20年何もやってないという意味では彼らと同じだ。