文京うまれ

自由と知性

生プリン

信玄餅の生プリンが限定200箱売っている、という現場に行った所思いの外長蛇の列であり、買えるかどうか微妙。みんな2箱ずつ買っているので焦ってしまった。

なぜかブラジル人のご婦人が2名、僕の前に並んでおり「お、こやつ出来る」という気持ちであったが、そのうち「この列はなんの列?」(たぶん)とか言い出しており、「えー、わからないで並んでいるのに買われちゃって僕の前で無くなったら困る」などという気持ちが沸き起こってきた。日本の旅で得をしたかったら、列にとりあえず並ぶというのは正解だが、日本に慣れすぎだろう。

並ぶのやめようかしら、でも結構な時間並んだからやっぱり並んでおきましょうよ、みたいな会話をポルトガル語でたぶんしているご婦人方。ちょうどそこへお店の人がやってきた。「これはなんなの?」「何が一番名物なの?」という質問を英語で投げかける。英語話せるんじゃないですか。でもお店の人が英語がよくわからないので「スイーツ」と説明してた。うん、あってる。結局信玄餅を買っていた。保存がきくのでそれが正解。生プリンは室温で2時間しか保たないから知らないで買ったら危ないもん。でも信玄餅だけ買うなら列に並ばなくて良かったんじゃないかな、とりあえず僕の生プリンは確保されたな、などと色々思う。

桔梗屋信玄生プリン、という名前で僕が妄想したのは、
パンナコッタに餅が入っていて、きな粉と黒蜜をかけて食べる
というものだけど、実際は
きな粉入りのパンナコッタに黒蜜をかけて食べる
というものなので、ちょっと想像膨らませすぎたと思う。失敗した。

本来は付属していないきな粉もかけて食べました。

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