文京うまれ

自由と知性

ギャップ

急性の病気はかなり専門性がものを言います。
例えば自分は胃腸に関して強いですから、他の医者がビビるような状態であっても平気で診る。患者さんがこうなったら死んでしまう、ここまではOKのラインがわかっているから。

つまり急性の病気を救えるかどうか、が「専門」の本質だろうと思っています。

例えば精神科だったら急性期の患者を救えるか。
甲状腺だったらクリーゼを救えるか。
耳鼻科なら窒息から患者を救えるか。
眼科なら失明しそうな状態から救えるのか。
急性白血病に直ちに治療を行えるのか。
カテーテルで患者が救えるのか。

それ以外ののほほんとした状態だったらぶっちゃけ専門は関係なくて、医者の地頭がすべてだと自分は思います。