文京うまれ

自由と知性

ちょっと後悔した

今日私は医院にいけませんでした。

 
普段電車とバス(ないしはタクシー)なのです。
 
車ですと途中渋滞がひどい道路があります。(246)
 
医院のそばに住むという計画はあったのですが、
 
近所の人達が、(この人達は私の患者ではない)
 
「これでいつでも医者を叩き起せるべ
 
と噂しているのを聞いてやめたのです。
 
奴隷になるのは嫌だったので、診療所近隣に住まうことはやめたのですが、それを少し後悔しました。緊急時に患者さんを診ることができずに。
 
 
 
 
実際の診療では、私は患者さんの奴隷になってはいません。
 
私が患者さんに「これからこうなりますよ」とアドバイスすること、

例えばこれから熱が出ますよとか、今晩は痛くなるからこれを飲みましょうとか、

これがちょっと預言者っぽいらしくて、
 
いったん私の患者さんになりますと、全員従順です。
 
ですから私の医院の患者さんたちは、先生は忙しいから、と
 
私には常に遠慮しつつ受診しようとするのです。

夜中に呼び出されることもありますが、認知症があるとかそういう妥当な理由があるのです。
 
 
 
みんないい人ですから、私が今日いなくても
 
「いいよ~」と言ってくれるでしょうが、心が痛みます。
 
これから計画停電が続きますが、もしかしたら医院は深夜営業にするかもしれません。
 
一人でもエコーさえあれば、できるので。
 
こういうときITリテラシーのある患者さんは良い。
 
事前に薬はこれとこれが必要で、などという連絡も出来る。
 
夏ごろまで計画停電が続くことも考えて、
 
順繰りに計画を立てようと思います。
 
みなさまには健康に留意され、震災により大きな影響を受けていない皆様は大いに働いて大いに消費して、
 
活発に経済活動を行って下さることが、日本の復興につながるようです。
 
例えば私も、昼間は自宅近辺で内視鏡医をすれば、日本のためになりますかねえ。